気になる情報系

【9月1日】内田也哉子さんが受け取った、母・樹木希林さんのメッセージとは?

投稿日:2019-09-03 更新日:

出典:https://withnews.jp/article/f0190125000qq000000000000000W00o10101qq000018666A

 

樹木希林さんがお亡くなりになったのは、

2018年9月15日。

まもなく一周忌です。

 

今も

メディアで目にする機会は多いので、

まだ信じられないような感じです。

 

樹木希林さんが生前、

自ら命を絶ってしまう子供たちに

想いを寄せていたことはご存知でしたか?

 

希林さんは、

この問題とどう向き合っていたのでしょうか。

 

娘さんの内田也哉子さんが

希林さんの想いを受け継いで

この度、本で発信をされました。

 

【9月1日・母からのバトン】

 

が、ポプラ社より

2019年8月2日に発売されました。

 

 

夏休み明けは子供の自殺が急増する

2018年に、

2017年4月1日~2018年3月31日までの

文部科学省の調査報告で、

日本全国の学校で2017年度に

自殺した児童・生徒は、

前年度より5人も増え250人に。

1986年以降で最多(過去30年)

だったことがわかりました。

内閣府は平成27年度版「自殺対策白書」で

1972年~2013年までの18歳以下の自殺者数を

日別に集計しています。

その結果、

9月1日に自殺者が急増することを見い出し、

その背後には夏休み明けの生活環境の変化や、

それによるプレッシャーの影響がある可能性を指摘しました。

しかし、

この統計結果は18歳以下を合算して

学校種別に分析していない問題点がありました。

その問題点を解決する分析が

自殺総合対策推進センターによって行われ、

結果が2018年8月7日に公表されました。

1976年~2015年の小中高生のデータを用いて分析した結果、

中高生は9月1日が、

小学生は11月30日が最多であることがわかりました。

さらに直近の10年分(2006年度~2015年度)のデータに絞ると、

8月下旬、9月上旬、4月中旬に

自殺者が多くなっていることも明らかになりました 。

引用:https://tsunaseka.jp/4313

このデータは、

本当に驚いてしまいました。

 

原因は?

子どもの頃、

夏休み最後の日は何か物悲しく、

宿題もまだ終わらず、

気ばかりが焦り。

明日からまた

“ 普通 ”

のリズムに戻る・・・

 

大人になった今でも、

長期の休み明けは

何とも気が重く感じます。

 

ですが、

学生時代の私の周りには

【死】

を選んだ人はおらず、

話も聞いたことはありませんでした。

 

ここまで追い詰められてしまうのは、

どんなことが原因なのでしょう。

 

簡単には言えないことだらけだとは思います

わかってあげたくても、

なかなか

わかってあげられないことかもしれません。

 

子どもが自殺に追い込まれてしまう、

そのようなときの心理状態は

  1. 強い孤独感
  2. 無価値観
  3. 強い怒り
  4. 苦しみが永遠に続くという思い込み
  5. 心理的視野狭窄

の5つがあげられると言います

 

とても苦しく辛い心の状態にある時に

自殺の危険性が高まるようなのです。

引用:阪中順子『学校現場から発信する子どもの自殺予防ガイドブック―いのちの危機と向き合って』金剛出版(2015)

ここまで追い詰められてしまうのも、

学校に馴染めないことや、

いじめ

SNSの普及に伴ったいじめ

家庭内での悩み

学業不振など、

様々な理由があるようです。

 

いじめの定義

いじめ防止対策推進法の施行に伴い、

平成25年度から以下のとおり定義されている。

「いじめ」とは、

「児童生徒に対して、当該児童生徒が在籍する学校に在籍している等、

当該児童生徒と一定の人的関係のある他の児童生徒が行う

心理的又は物理的な影響を与える行為

(インターネットを通じて行われるものも含む。)

であって、当該行為の対象となった児童生徒が

心身の苦痛を感じているもの。」

とする。

なお、起こった場所は学校の内外を問わない。

「いじめ」の中には、

犯罪行為として取り扱われるべきと認められ、

早期に警察に相談することが重要なものや、

児童生徒の生命、身体又は

財産に重大な被害が生じるような、

直ちに警察に通報することが必要なものが含まれる。

これらについては、

教育的な配慮や被害者の意向への配慮のうえで、

早期に警察に相談・通報の上、

警察と連携した対応を取ることが必要である。

引用:文部科学省

つまり、

  • 被害者・加害者間に一定の人間関係がある
  • 被害者が苦痛を感じている

これが、

いじめに該当するということです。

こちらは、

文部科学省の定めるものですが、

 

世界保健機関、国際労働機関、

国際公務員労組連盟などによれば、

 

いじめとは児童に限らず

「自尊心を損なわせ

弱体化させることを目的とした、

執念深い、冷酷な、

あるいは悪意のある企てによる、

長期に亘って

繰り返される不快な行為」
であるとされています。

 

自殺が最も多い日

毎年、夏休み明けの

9月1日

に、子どもの自殺が急増すると、

驚きのデータがあります。

次に多いのは、4月。

 

それにしても、

9月1日はものすごい数です。

 


出典:https://www.fnn.jp/posts/00047942HDK/201908271953_livenewsit_HDK

 

この現実を

なかなか変えられていない、

とも言われてますが、

そんなことではなく、

“ 学校に行くか行かないか ”

ではなく、

学校以外の選択肢

もっと設けられないものなのかと。

 

悩む子供たちに、

ゆとりを与えてあげて欲しいものです。

 

誰にも相談が出来ない

夏休みの終わりに、

“ 死にたい ”

と思い詰められてしまう

子どもの心理状態は、

きっと、

想像も出来ないくらいに

不安と恐怖に襲われているのだと思います。

 

例えば、

いじめを受けていた子どもは、

いじめがない毎日にほっとしていたのに、

新学期にあの辛い現実に戻るのかと思うと、

不安で仕方ない状態になります。

 

このような不安や恐怖を

誰にも話せずに、

一人で抱えている子供が

殆どのようです。

特に、

いじめの事実を

親には話さないことも多いのです。

 

その理由は

誰にも話せない理由は、

  1. 親に心配をかけたくない
  2. いじめを知られることが恥ずかしい
  3. 話したとしても解決はしない
  4. 復讐の恐怖
  5. 告げ口をしたことでさらに孤立する恐怖

の5つが考えられます。

 

親に話せない子どもは、

基本的には“いい子”が多いようで、

親の期待に応えようとするからです。

 

細かなことはもっと沢山ありますが、

誰にも話せず、

学校を休むことも選択出来ないまま、

休み明けには

悲しい決断をしてしまうのです。

 

 

休んだっていい

『 学校には行くべき 』

なんてことはないです。

 

休まず学校へ行くことだけが、

全ての成功ではないと、

私自身も思っています。

そう出来ない人もいるんですよ。

 

【死】を選択する前に、

学校を休んで、

心も体も休ませてもいいんです。

 

【死】を選択することから

逃げて欲しいんです。

 

これは、

いじめが無くてもです。

 

どうしても

学校に馴染めない場合だってあります。

協調性が、

苦しみにもなることがあるんですよね。

 

違うことが当たり前なのに、

同じように生きなければならない苦しさや、

合わせられないのに

そうしなければならない葛藤も。

学校や

人前に行きたくなくなるのも当然です。

 

これは、

本当にわかってもらいにくいです。

我儘でもなく、

サボりたいからでもなく、

本当に行けない状態になるものです。

 

自分らしく生きることを、

家族も含め、

自分自身が認めてあげてもいいのではないかって。

 

ひとりひとり違う

わかってもらえなくて“当たり前”

 

希林さんは言っています。

 

わかってほしいと思っても、

人の苦しみはわかることは

とても難しいことです。

 

誰かに話してはみたけど、

それでも理解をしてもらえないことが

多いのではないかとも思います。

 

 

どうしてわかってくれないんだろう?

 

と、

自分の居場所がわからなくなるものです。

 

実際は、

その立場になって

初めてわかることばかり。

 

だからこそ、

希林さんは、

わかってもらえなくて“当たり前”

と表現されたんだろうと思います。

 

親であっても、

子どもは全く別の人間で

性質を持っています。

 

逆もそうです。

親だって、

一人の人間なんです。

 

みんな違うんですよね。

それは当たり前なんです。

 

違う者同士だからこそ、

世界観の違いを認め合うことができたら、

もっともっと、

選択肢が増えるんでしょうね。

 

樹木希林さんのメッセージとは

内田也哉子さんが、

母・樹木希林さんのことを話されていた内容が、

当たり前で、本当に深くて、

どうしてこんな当たり前のことを

大人は教えてあげられないのだろうかと、

考えさせられるものでした。

 

『自殺はよくないのは何故か?』

 

これを納得できる答えをくれる大人は

いなかったし、

いないように思うんです。

 

私自身が

この本から受け取れたメッセージは、

 

“ 今(死んだら)はもったいない ”

 

ということなんだということでした。

 

『死んだらダメ』

 

ではなく、

 

『死なないでね・・・

あまりにも命がもったいない』

 

という、希林さんの言葉の深さは、

何とも言い難い、

心の底からの祈りなんだと感じます。

 

命の背景ありき

出典:https://www.jprime.jp/articles/photo/15284

希林さんの、

“ もったいない ”

の精神は、

テレビでもよく見ることはありました。

 

マイ箸をお持ちだったり、

容器を常にお持ちで、

自分や友人の残した食べ物を持ち帰り、

アレンジして

食べきることもされていたようです。

 

食べ物を残すから、

“ もったいない ”

のではないようなのです。

 

そこには、

野菜一つ作るために関わる人の想い、

費やされる時間、労力・・・

という背景を、

とても大切に想われていたと。

農家さんや漁師さん、

何年も修行をして習得した技術で作り上げた

シェフの料理も、

必ずあらゆる物語がそこにはあって、

これが紡がれ目の前に存在している。

それが、

一皿の料理にも感じたのが希林さんだったと

也哉子さんは書いていました。

 

軌跡とはそういうことなんだと思います。

ちゃんと全うすること。

 

也哉子さんは言います。

命は長さではなく、

最後までまっとうして初めて、

生まれたことの

由縁がわかるかもしれないということ。

そして、

人は一度死んでしまったら、

もう二度と蘇らないということ。

引用:9月1日母からのバトン~あとがき~

希林さんの意とした、

“ もったいない ”

は、

『せっかく生まれたのだから、

無理して急がず、

最後に自分がどんな轍(わだち)を残せたり、

どんな景色を見られるのか、

それを楽しみにしていきましょうよ』

引用:9月1日母からのバトン~あとがき~

ということではないかとも。

 

大切なことは

大切に大切に育ててきた子どもを

失う親の気持ちは、

どれほど辛いものか。

私には想像も出来ません。

 

さっきまで温かかった子どもが

冷たくなる。

 

ここまで追い詰めるいじめを、

同じ命を持つ者が

してはならないんです。

 

お互いのためにもです。

 

 

『 学校以外にも生きる道はいくらでもあるよ

っていう選択肢を並べておいてあげたい 』

 

という、也哉子さんの言葉は、

これからの子どもたちには

知っていて欲しいです。

 

いつだって何でもできる

勉強は、

正直いつでも出来るものです。

学校に行かなきゃ

出来ないことでもありません。

 

学校に行けなくても、

自分に見合った勉強のできる場も、

今は沢山あります。

 

東京シューレ

 

というフリースクールは、

対象年齢が小学1年生から23歳までで、

 

『あなたのやりたいこと』

 

を大切にしてくれている場所です。

 

こちらのことも、

本には紹介されています。

 

こちらは東京ですが、

各都道府県にも

フリースクールなどがあるようです。

 

この本は、

不登校を経験した人たちとの

対談も含まれている内容です。

親であっても、

子どもが同じ生き方や考えにはならないし、

お互いに、

もっと自由で、

楽に生きていってもいいんだ、

と思える本です。

 

ぜひ、読んでみて欲しい一冊です。

 

生きるための窓口

苦しくて、どうしたらいいかわからず、

自殺を考えてしまいそうになったり、

周りに悩んでいる人がいる人たちのための、

相談が出来る窓口があるので、

利用してみてください。

 

 

これはほんの一部で、

まだ窓口は沢山あります。

 

本当の自分の居場所を

見つけられるといいですね。

 

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