いつになったら、
動物虐待や、
殺処分が無くなるんでしょう?
ペットショップもあまり好きではない。
買い物に行けば、
“ かわいいなぁ ”
ってつい居座ってしまうけど、
例えば、
ここにいる子たちが売れ残ってしまったらと、
その先のことを考えてしまうと、
全部引き取りたくなる。
それが出来ないから、
すごく悶々としてしまって。
いつも、夫さんには
『 悲しくなるんだから、見なきゃいいのになぁ~。 』
と慰められる始末。
しょうがないじゃん・・・
見ちゃうんだから。
大事に飼ってくれる方に縁が繋がって、
その動物たちが幸せに過ごせること。
それだけが望みなんだけど、
現実はそんなに甘くないんですよね。
ペットを飼えなくなる現実
初めは、
“ 絶対にかわいがる! ”
“ 一生懸命お世話しよう!! ”
そう思って家族になるんだと思うんです。
でも、
実際に飼ってみたら大変で、
最悪の場合、
保健所に連れていくようなケースは後を絶ちません。
【困ったら保健所】の身勝手さ
飼い主さんの事情は
いろいろとあるとは思うんです。
だからと言って、
動物の命の問題を
勝手に決めていいのかって。
連れていく理由は様々ですが、
私には理解し難いものが多くありました。
保健所にペットを連れていく理由
・飼い主自身が高齢になり、ペットの世話ができなくなった。
・飼い主がペットを残し入院。
その後死亡したが、ペットを引き取れる親族がいない。
・仕事、子育て、介護のため、ペットの世話をする余裕がない。
そのため、悪臭や鳴き声で苦情が。
・子どもにその動物を原因とするアレルギー症状が出てしまった。
(予めアレルギーの検査を受けていなかった)
・引越しでペット可の物件を借りることはできないため。
・ペット飼育不可の賃貸物件でペットを飼っていたが、
突然ペットを手放すよう言われた。
・ペットの病気や怪我の治療費が高額。
・ペットが高齢になり介護が必要になったが、
自分自身も高齢のため介護ができない。
・猫を外で飼っていたら子猫が産まれ全部を飼えない。
・しつけのために犬を叩いていたら犬が咬むようになり、飼う気を無くした。
・新しい家にはそのペットが似合わない。
等々・・・まだまだあります。
どうしようもない理由が。
ですが、
現実に起きていることなんです。
殺処分ゼロに立ち上がった旅館が!!
本当にどうしようもないなって。
じゃあ、私は何ができるんだ?!
なんですよ。
ただ思うだけで、
結局何もできないジレンマが。
でも、
動いた人たちがいたんです!!
山口県の【てしま旅館】が動いた!!
出典:https://teshimaryokan.com/guidance/
そしたら、
スゴイことをやっている女の子と
そのご家族がいたんです!!
もう、感激しました。
山口県にある、
ってご存知ですか?
クラウドファンディングで賛同、支援を募り、
旅館の中庭に猫庭という、
コンテナを改造した、
本当に素晴らしい、
猫さんのお家を作られたのです。
現在は二階建てになっています。
ホントにスゴイんですよ!!
猫庭って?
出典:https://teshimaryokan.com/guidance/
こちらの猫庭は、
てしま旅館さんの子どもさんたちが
どうしても飼いたい野良猫さんがいる
というところから始まります。
テレビの殺処分のニュースで、
子どもさんたちの
命に対する真っ直ぐな気持ちが
親御さんの気持ちを動かして、
この猫庭を作ることとなりました。
出典:https://teshimaryokan.com/guidance/
猫さんのお世話は
小学生の姫萌(ひめも)ちゃんが館長となり、
兄弟で行っています。
出典:https://teshimaryokan.com/nekoniwa-biyori/
学校から帰ると猫庭へ直行します。
猫さんのトイレや床を掃除し、
猫さんたちの様子をきちんと観察したり。
なかなかできないですよ、ここまで・・・
姫萌ちゃんの将来の夢は、
なんと獣医さんだそうです。
本当に素敵な獣医さんになれるはずです。
なって欲しいですね!!
命を繋ぐ旅館に
出典:https://teshimaryokan.com/guidance/
スゴイのは、
猫さんの幸せを思い、
責任を持って飼い主さんを見つけてあげている、
というところなんです。
“ かわいい ”
だけで飼っているのではなく、
この館長さんが、
丁寧に丁寧に猫さんのことを説明してくれて、
新しいご家族へ
縁をしっかりと繋いでいるんです。
今までで譲渡した猫さんは、
120匹にもなるそうですよ。
アクセス
〒754-1277 山口県山口市阿知須7418-8
☎ 0836-65-2248
東北に住む私からは山口県は遠いですが、
要予約で、
新山口駅(17:00)
本由良駅・阿知須駅(16:00〜17:30で随時)
宇部空港(16:00〜17:30で随時)
で送迎もありますし、
何より、
猫庭と美味しいお料理を
いつか楽しみに生きたいと思います。
デイサービスでも人気
さらに。
てしま旅館は、
平日の午前10時から午後3時まで、
デイサービスの施設としても使われているそうなんです!
ご利用者さんからも、
「 デイサービスが楽しみ 」
「 猫たちを眺めるようになって、
よく眠れるようになった 」
と喜ばれているそうですよ。
殺処分が減少傾向に
出典:https://teshimaryokan.com/6-11/
シェルターを作るきっかけになった、
当時の山口県で殺処分される猫の数は、
全国で4位だったようです。
これを機に、
ご家族みんなで本気で取り組んだこともあり、
現在の山口県の猫の殺処分数は
3分の1まで減ったそうです。
本当に頭が下がる思いです。
出典:https://www.petline-more.jp/news/2017/102_02.html
詳しくは
てしま旅館のHPをご覧ください。
素晴らしいご家族であることが
よ~くわかりますよ。
猫のためにできることは?
かわいいわ~
我が家には
3匹の猫さんがおりまして。
さんざん書いてますが。
3にゃんになって丸2年。
全く?協調できない3にゃんの関係に
日々悩まされながらも今に至るわけで。
13歳、4歳、2歳かぁ。
仲良くしておくれ・・・
あ~・・・。
もう、いいかげんさ、
落ち着いておくれよ~(笑)
という本音もあることはあって。
いろいろと考えることもありましたけど、
家族なので、飼えないから誰かに・・・
なんて出来ません。
考えたこともない!!
虐待してるとか、
不衛生でおかしな飼い方をしたり、
明らかに経済的に厳しくて、
誰が見ても3匹は無理とか、
決定的な何かが起きて、もう手放したほうが・・・
とかではないので、
いまだに神経を使うけども、
でもやっぱり、
夫さんと3にゃんと一緒は幸せでして。
人間の子供でも、
兄弟と相性が悪いからと言って、
じゃあ、里子に出すか、なんて出来ないですよね。
この子たちが何を思い、
過ごしているかはわからないけど、
元気でご飯を食べて、
遊んで、寝て。
思いっきりかわいがって。
今のところ、
歯向かってくることはないので、
とりあえずはいいとして。
この子たちに
出来る限りのことをし続けたいなぁと。
時に、過保護とは言われてますけど、
出来るうちはやりますよ~。
生活に無理なことはしない
あくまでも
“ 私の考え ”
なのですが、
余ほどじゃない限りは、
多頭飼育はおすすめはしません。
初めから一匹で飼っている子に、
“寂しいだろうからお仲間を・・・”
は、
人間が思うほど必要がないのかもしれません。
その子の性格にもよるので、
こればかりは一緒に生活をしていかないと
本当にわかりません。
トライアル期間は必要とは言え、
そこまでしないと
本当に難しいんですよね。
連れてきて
完全に飼ってからでは遅いんです。
先住猫さん、犬さんが
ストレスで身体に影響を出してきたとか、
そうなることだって珍しくないことですし。
スペースも必要だし、
エサ代だって増えていきます。
なにより、
トライアル期間は過ぎたけど、
時間をかけてたら何とかなるかもと、
飼い主側ってがんばるんですよ。
我が家も一時期そうでしたから。
本気で相性が合わない、
その場合のことも考えると、
飼い主の理想のために
無理を押し付けるようなことは
猫さんのためになるのかな、
とすら思えてしまうんです。
動物のために何かできることは?
考えられない!!!こういうの!!!!!
世にいる、
猫さん・犬さんのことは
常に気になっていて。
イヤなニュースが流れたら尚のこと。
我が家には連れては来られないけど、
お世話が必要な子とか、
野良さんたちに何か出来ないかとか、
殺処分を無くしたいけど
何をしたらいいかとか。
に毎月協力はしていても
実態は見えないので、
募金だけしていることに
何となく物足りなさがあったり。
ホントに何か出来ないかな~。
猫さんも犬さんもかわいい。
沢山いたら、大変でも癒されるだろうなって。
心から動物をかわいがってくれる
そんな人と知り合いになれたらとか。
だから、
てしま旅館を知ったときに、
心が救われたんです。
初めは一匹の野良猫さんから
始まったかもしれない。
それが、
殺処分を減らすところまで
影響を与え始めたのも事実です。
世の中には、知らないだけで
行動を起こしている方が沢山いるんだなぁって、
感激しました。
正直、私には
ここまでの規模のことはできません。
でも、間接的に協力は出来ます。
エサ代や、医療費、管理費だって大変です。
てしま旅館では
猫さんのグッズを売っています。
こちらを購入することで、支援もできるんですよね。
大きなことばかりが行動ではないので、
動物のことで何かしたいけどできない。
でもやっぱり何かしたい!!のであれば、
こういうことからですよね。
これだけはやめてほしい
愛情を持ってお世話してくれている、
そんなところがあると知ると、
一部の人たちは、
飼えない子たちを連れていきます。
実際に、
てしま旅館さんにも沢山あるようですし、
黙って置いていく、
そんなこともあるようです。
難しい問題ですが、
本当に手放せるのか、
ただ面倒なだけではないかとか、
よく考えて欲しいのです。
保健所じゃないからいいのでは?
とか、
置き去りではないからいいとか。
これは良くないことです。
飼えなかったらどうすればいい?
まずは、
友人知人に相談して、
里親になってもらえないか、
ポスターや、ネットで里親募集をするなど、
新しい家族を責任を持って探して欲しいのです。
それでも難しいときには、
NPO法人には沢山の団体があるので
やむを得ず飼えなくなった子たちのため、
相談できるところはありますから、
ただ手放すことだけを
考えないで欲しいと思います。
どうぶつ基金って?
出典:https://www.doubutukikin.or.jp/
先ほど紹介した、
フェリシモわんにゃん基金もそうですが、
という、
殺処分ゼロを目指し
活動をしている団体があります。
幅広い活動で、実績もある団体です。
無料不妊手術の取組みを応援する、
サポーター制度もあるんですよ。
スゴイですよね!!
実際には何もできないけど、
支援するところから始めてみようかと思います。
我が子はかわいい!!
我が子以外もかわいいし、
尊い。
今後も、
何かに繋がることをやって行こうと思う、
今日この頃です。
tsuyochii
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